主なUFO事件


◎ アラスカ上空UFO事件 (1986年11月17日 – 米国・アラスカ) ◎

パリ発―ケフラビク(アイスランド)・アンカレジ(アラスカ)経由―東京行のJAL(日本航空)特別貨物1628便が、アラスカ上空で巨大宇宙母船1隻と小型宇宙船2機と遭遇し、約50分間にわたって雁行飛行した劇的なUFO事件。
目撃者は機長:寺内謙寿氏 副操縦士:為藤隆憲氏の2名。
同事件は遭遇から1ヶ月以上経過した12月末、共同通信社が独占スクープしたこの事件を世界に配信、内外のマスメディアはそのニュースを大々的に報じた。
最初に目撃した2個の光体はJAL機と同速度で同方向へ飛行し、機を先導するように距離を保ちながら飛行した後、視界から消滅した。
その後フェアバンクス(アラスカ)上空で、円形状の巨大物体が機の気象レーダーに緑色で映し出されたのと、市街地の灯りでその巨大物体がシルエット状に浮かび上ったのを機長が目撃した。
その巨大物体は大型空母二隻を背中合わせとした大きさで、直径はJAL機(約64m)の数十倍であった。
機が進路を変更するも巨大物体は機の左後方を離れず共に飛行し続け、アンカレッジを離陸したユナイテッド航空(UA)機とすれ違う瞬間に突然消えた。
FAA(北米連邦航空局)の地上レーダーや同空域を航行中のユナイテッド航空(UA)機のレーダーは、巨大物体を捕捉していないと発表した。
しかし、その後FAAは「捕捉した」「していない」と発表が二転、三転した。
本来ならUFO事件を真っ先に否定する北アメリカの防空(ミサイルの発射警戒や戦略爆撃機の動向監視)の要であり、人工衛星の状況観測を任務とするNORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)は、何故か沈黙を守っていた。
事件発生から約1ヶ月後、米国の航空・宇宙技術の専門誌エビエーション・ウイークの編集技術顧問は、「木星と火星の見誤りである」と調査もせずに空のエキスパートであるパイロット等のUFO目撃事件を否定した。
しかし、IUOC(国際UFO観測隊)による寺内機長への直接取材で得られた証言や関係資料を検討した結果、JAL貨物機の機長、副操縦士が遭遇した物体がUFOであることが判明した。
Aerospace News (VOL.5-1 ’87-3)では、機長の証言に基づいて刻々と変化する状況と、地上レーダー、気象レーダーの仕組みなどにについて解説した“アラスカ上空UFO事件”を特集した。
英国の高級日曜紙サンデー・タイムズ(’87.6.7)や大手国内紙(’87.6.8)は、UFOに遭遇の日航機長の証言は「専門的で理にかなう」とFAAの担当係官のコメントを紹介し、“アラスカ上空のUFO事件”がFAAの公文書に記載と報じた。
また、本事件の対処を一任された元FAA職員 John Callaghan (ジョン・キャラハン)は、発生から約15年後にJAL貨物機及びFAAやUA機のレーダーがUFOを捕捉していた事実を公開の席上で明らかにした。
さらに、事件の報告会議の出席者に緘口令が宣告され、CIAが関係資料を押収、証拠の隠滅を図った事実を証言した。
地球の科学技術を遥かに凌駕するUFOの存在から、ハイクラスな文明を築き上げた人々の存在が浮き彫りとなるが、CIAに代表されたブラックフォースにとって、人類を宇宙の真実へと覚醒させるUFOの存在は、隠蔽、歪曲、抹消の対象以外の何者でもないのである。