主なUFO事件

◎◎◎ 主なUFO事件 ◎◎◎


ケネス・アーノルド事件 (1947年6月24日 – アメリカ・ワシントン州) ◎

実業家兼自家用機のパイロットであるケネス・アーノルド氏は、レーニア山頂付近で消息が途絶えた米海軍輸送機(C-46)を自家用機で捜索中の午後3時頃、同空域の進行方向左手に閃光を発して編隊で飛行する9機の物体と遭遇した。
9機の飛行物体はアーノルド氏にシグナルを送るかのように翼を交互に傾け、高速で自家用機の顔前を横切り、飛び去った。
物体の編隊形は、先頭から最後尾になるにつれ徐々に低くなり、比較対象物から求められた先頭の飛行物体の高度は約2,800m、最後尾の飛行高度は約2,300mであった。
氏の証言によると『ミラー状に輝いて見えた物体の大きさは旅客機のDC-4とほぼ同じ100フィート(約30.5m)、高さはその20分の1(約1.5m)、飛行コースは北北西から南南東であった』と語った。
目撃スケッチから判断された物体の形状は、扇状と三日月状の二種類である。
氏が飛行中に記録した距離やタイムから算出された飛行物体の時速1,700マイル(約2,736km/h)や、彼の飛行経験、目撃証言などを考慮した米国のUFO調査機関プロジェクト・ブルーブックの担当官は、この飛行物体をUFOと断定した。
「空飛ぶ円盤(Flying Saucer or Flying Disc)」との名称は、「コーヒーカップの受け皿のような形状だった」との氏の証言に由来し、その呼び名が定着した。
地球製飛行物体と宇宙製飛行物体との出会いで始まった本事件は、宇宙側が9つの天空のサインに重要なメッセージを託して地球人類に望み、新時代の到来を通告した。
さらに、自然界の法則に逆らって人類を絶滅へと導く核開発競争に執着し、「武力を正義」とする圧倒的軍事力を背景に地球のみならず宇宙侵略をも行っている米国への重大な警告であったことは、その後の米国史が証明している。
国際信号でもある航空機の「翼を振る動作」は状況によって「我に続け」「退去を促す」「着陸を促す」などと解釈されているが、広義的には「合図を送る」との意味である。
この翼を振る動作から、UFOがハイクラスなインテリジェンスの持主によってコントロールされていることは明白である。
地球人類史上記念すべきケネス・アーノルド事件以後、UFOは世界各国の上空に公然と出現し、軍・民間を問わずエアロスペースの世界に一大センセーションを巻き起こし続けている。
国際UFOデーはこのケネス・アーノルド事件を契機としている。